10/23

一ヶ月ぶりである。3日坊主を回していけ。

さて、直近で大きなイベントごとは一段落した。今回も沢山なことを学んだし、失敗したし、嬉しいことがあった。その中で感じたことをまとめていく。

まず、物事をスタートさせるときのベクトルを確認する重要性について。 何かをやりたい。何かすごいことをやりたい。そう思うことは少なくはないし、行動をすることは多々ある。ただし、それが長く続く、もしくは良い結果に結びつく可能性はかなり低い。たとえ継続が得意な人であっても、それは100%に近くなることはない。

まず大切なことはそのやり始めるコトについて考える必要がある。そのコトがビジネスであるのであれば、ビジネス的観点からの予測で求めている利潤がでるのか、将来的に開拓できる市場があるのか。また、趣味であれば、それをやり続けることができる時間はあるか、難易度が上がるに連れて自分の心が折れる可能性はどれぐらいか。それでも楽しいと思って続けることができるか。など、思考すべき点はたくさんある。

また、世の中には何かをやりたければ、考える前に行動しろと言う人もいる。それは違う。本当に賢いやつはそんなことしない。

そのように行動した(ようにみえる)成功者は、その道筋を最初に見極めるセンスが高い。そのスタートを切るまでに培われた学問や教養、そして経験がそのスタートの展望を組み立てるのに役立っている。もちろん、勢いもあらだろうが、勢いだけでは駄目だということ。

成功には規則性がある。コレだ!と確実に言えるものではないが、様々な形態の成功にはそれぞれの成功の規則がある。THE GUILDの深津さんがおっしゃっている惰性の法則はその一つだろう。また、第三の波にでてくる生産消費者や、デザインなどの流れなど、時代の成功の指標であると考えることができる。

つまり、これらの法則で考えたときに、考え抜いたことが成功のベクトルに向いているとき、スタートを切るべきなのだろう。決して、思いついたから、ワクワクするからと言う理由だけでスタートするべきではない。自分の求めるレベルの達成をしたいのであれば、しっかりと見極めるべきだ。そして、これは石橋を叩いて、結局渡らないとうことではない。

それを最近はとても痛感した。という記録。